先日掲載していただいたCanCamでも、
ワードローブ管理のコツはいくつかお話ししたのですが、
今日は、より具体的なテクニックをご紹介
皆さんのお悩みを聞いていると、
よく出てくるのが
「似たようなものばかり買ってしまう・・・」
というもの。
これを防ぐには、お買い物の際に
自分の手持ちアイテムの画像を持ち歩いて
それを見ながら、不足アイテムを買うようにするのがベストです。
弊社のパーソナルスタイリングプランにセットになっている
「着回しコーディネートブック」も、
元々は
「購入したアイテムをブック形式で確認できるようにして
似たようなものを買ってしまうことを防げるように」
という思いで生まれたもの。
しかし、スマホの浸透とデータのクラウド化が進むにつれ、
小冊子というアナログ形式ではなく
購入アイテム画像のデジタルデータが欲しい、という
お客様も増えてきました。
私はといえば、「デジタルデータ」大好きスタイリスト。
打合せの紙データもファッション雑誌も全てスキャンして
PDF化しているほどです。
だいぶ前から、
手持ちアイテムの画像データはクラウド化
しておりました。
その中で、最近ようやく最適なツールと方法が
かたまりつつありますので、それをご紹介しましょう。
まず、アイテムの画像を撮影したら、
すべてDropboxに放り込みます。
これは、クラウドへデータを保存できるサービスなのですが
ローカル内にフォルダが生成されて、
そこにファイルをアップロードすると
勝手にサーバーにUPされるので
非常に便利なのです。
さらにこのDropboxが便利なのは、
iPhoneアプリがあること。
あっという間にこーんな風に同期されて
iPhoneで出先でも、自分のクローゼット内が
確認できちゃいます。
さらに、ワードローブを確認しやすくする一工夫。
もう一度iPhoneのスクリーンショットを見てみると・・・
ボトム、小物、トップス・・・と
アイテムごとに固まってならんでいるのが
わかりますでしょうか?
こんな風に並んでくれると、どのアイテムが足りないのか、
アイテム別にどんなものを持っているのか
一目でわかって便利なんですよねー。
それには、ファイル名の付け方が大事です。
私は、
「アイテム記号-購入年月日-アイテム名」という風に
ファイル名を付けています。
たとえば、ユナイテッドアローズで
今日、パンツを買ったとすると、
「b-110509-ユナイテッドアローズパンツ.jpg」
といった感じです。
bは、「bottom」の略。
アパレルメーカー時代はこうした「アイテム記号」を使って
商品品番をつけていたので、
元はといえば、そのときの癖が残っていたのですが・・・。
このアイテム記号のおかげで、
ファイルがアイテムごとに、自然に固まってくれる、というわけです。
フォルダ分けしたり、
iPhoneのクローゼット管理アプリを使ったり
いろいろ試してみましたが、
この方法が一番シンプルで、使いやすいと思います。
ぜひぜひ、お試しあれ!
※とはいえ、「自分で手持ちアイテム全部撮影するのは面倒・・・」
という方も多いかと思います。
そんな方には、弊社の「ワードローブチェックサービス」が
お勧めですよ~。
ワードローブの偏りを診断するだけでなく
アイテムの撮影まで行いますので
簡単に上記のデジタルクローゼットが作れます。
ぜひ、一度ご相談を