フランス人は10着しか服を持たない~パリで学んだ“暮らしの質”を高める秘訣~
フランス人だって、服に埋もれている人もいるとは思いますけどね。
それはさておき。
この本の影響で、洋服をたくさん持っていることに罪悪感を覚える人、すごーく増えてます。
つい先日も、パーソナルスタイリングを何度もご利用くださってる女性が、
「risaさんのおかげで洋服の買物には困らなくなって、着る物は充実してきたんだけど・・・やっぱり買った分と同じ枚数捨てるように心がけなきゃだめですよねぇ」
と、反省モードに・・・
そもそも、日本人も服は10着で十分なのか?
まず結論からいうと、
決して無理な話ではない・・・
でもかなり厳しい条件つきで、です。
フォースタイルのパーソナルスタイリングを初めて受けるお客様で、「ほとんど着られる服がないから、まとめ買いしたい!」とおっしゃる方の平均購入枚数が10着程度。
そのお客様のほとんどが、「あのときまとめ買いした服だけで過ごせました!」と後日ご報告下さるので、10着で1シーズンを過ごすこと自体は大丈夫でしょう。
ただし、これは我々スタイリストが、「いかようにも組み合わせられる10枚」を選んでいるから成せる技。
すべてのアイテムがコーデできれば、例えば
トップス6着×ボトムス4着=24コーディネート
という計算になりますから、組み合わせの数としては十分に見えます。
ただ、10着の中に組み合わせられないものが数枚入っただけでコーディネート数は激減。
よほど計画的に買わないと、全部のトップスとボトムスがコーデできる、というワードローブにはならないので、実質的には10着しか持っていないと不足感があるかも・・・。
それ以外の「10着の服じゃ暮らせない」人、3種類
1.ドレスコードが大きく異なるシーンをまたがって生活している人
たとえば、商談の日はスーツだけど作業の日はカジュアルで出勤しなきゃいけないようなお仕事の人とか、食事会などの華やかな場もあればスポーツ行事もある、といったお仕事(地方議員さんはその典型ですね)などなど。
シーンによって必要な服のフォーマル度合いがかなり変わる場合には、さすがに10着じゃあ、厳しい!
TPO無視して、洋服の数を削減しますか?
いやいやいや、そこまでしなくてもよいですよねぇ。。。
2.お洗濯が頻繁にできない人
10着で暮らしていくとなると、少なくとも週に2回は洗濯ができないと厳しいです。
週末にまとめて・・・派は、10着まで服を絞り込んでしまうと、週の半ばに破綻します。
「じゃあ洗濯をこまめにするようにします!」っておっしゃる方もいらっしゃるんですが、生活パターン変えるのってなかなかストレスですよ。
そこまでして10着に絞ることに意味があるのか、考えた方がよいかも。
3.厳選されたワードローブを眺めているより、バリエーションのある着回しをできる方が幸せな人
そもそも、なぜワードローブを減らそうって謳われてるかというと、大量消費時代へのアンチテーゼなわけですよね。
「流行に振り回されず、自分のスタイルを持てば、そんなに追われるかのように服を買い続ける必要ないんじゃない?」っていう主張です。
この主張に、「その通り!」と思えて、他の条件も許す人は、がんばって10着に減らせば達成感があると思います。
でも、「なんとなく服が多いと罪悪感」っていうだけで減らすのは、それこそトレンドに流される発想。
結局は、自分がどんなライフスタイルを選ぶかが、一番大事だと思いますよ。
それでもあなたは10着まで服を減らしますか?
そう、結局のところ大切なのは、自分にとって適正な服の量を知ること。
どれくらいの服がある状態が心地よい?
クローゼットに対しての適正量は?
どんなライフスタイルを過ごしたい?
そこには、あなたの性格や心理が必ず関係してきます。
服の量を考えることを通じて、自分でも気づいていなかったライフスタイルへの本当の願望に気づくことも・・・
「10着」という数字に踊らされず、自分の内面を見つめて、自分だけのスタイルをぜひ見つけてみて下さい。
その方向性をしっかり決めた上で、
「たくさんの服に囲まれていたいけど予算がない」
「少数精鋭で行きたいけど、服を捨てられない」
と言った具体的な悩みにぶつかったら、私たちフォースタイルのパーソナルスタイリストの出番!
あなたの性格や心理を分析した上で、理想のライフスタイルを実現するために、あれこれおしゃれのアイディアご提案します。
「もう買い物行くの面倒だから年2回で済ませたい」
「買い物予算を今の半分にしたい」
などなど、無理難題、大歓迎です!
あなたの性格にぴったりな方法をお伝えします。
ぜひぜひ、以下のお問合せフォームから、ご相談くださいね。
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