こんばんは!
パーソナルスタイリスト・服装心理カウンセラーの久野梨沙(@RisaHisano)です。
ファッションで人の心を知り、動かす「服装心理学®」を活用した個人向けスタイリングやスタイリスト育成、講演活動などを行っています。
相変わらずほとんど外出していないにも関わらず、ZOOMでの講義が続いていてなんだか普段よりよく喋っている気がする今日この頃。
オンラインサロン「服装心理lab.」では、外出自粛に伴う「買い物、やめとっこかな・・・」ムードが徐々に薄れ、「えーい、買ってしまえ〜!」とばかりにECサイトでの買い物報告が相次いでいます。
出かける予定がしばらくなくても、新しい洋服を着ることはやっぱり気分がワクワクするものですよね!
さて、そんな服装心理lab.の会員さん専用チャットで、会員さんからこんな質問を頂きました。
GUから出て一時期話題になった
・カーブジーンズ
・コクーンシルエットジーンズ
って、どんな体型の人が得意なんでしょうか…?
UNIQLOのワイドフィットカーブジーンズはまだ販売していますね。
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[blogcard url=”https://www.uniqlo.com/jp/store/goods/421059″]
こちらはもう販売終了しちゃったかな・・・
GUのコクーンシルエットジーンズ。
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いずれもウエスト位置が高いジーンズで、UNIQLOは結構高い位置から裾に向かってカーブを描いたシルエット。GUは、膝下くらいから裾に向かってすぼまるようなシルエットのジーンズです。
どちらも丸みのあるシルエットが新鮮で、話題になった商品です。
これらのアイテム、インスタやブログなどでは絶賛の声が多いんですが、私の周囲からは「試着したけど着こなすの難しかった・・・」という声も多く届いています。
なぜかといいますと、この「カーブジーンズ」や「コクーンシルエットジーンズ」をそのままのデザインとして美しく着られる人・・・ということでいうと、これ、実はかなり限られた体型の人だけになってしまうんです。
着こなしの工夫いらずでカーブジーンズやコクーンシルエットジーンズを着こなせるのはこんな体型の人!
カーブジーンズやコクーンシルエットジーンズを、何の工夫もなくそのまま履くだけで美しく着られる体型は、for*styleの体型診断の4分類でいうと、I型の人。
その中でも、華奢なタイプのI型のみです。
フォースタイルの体型診断について詳しくは以下をご覧下さい!セルフチェックも出来ますよ〜
[blogcard url=”https://www.forstyle.biz/fashion-harmonization-method/body/”]
細みのI型というのは、細くて体にメリハリが少ないいわゆる「少年体型」な人。
タイトな服の上下を着ると貧相になってしまうし、でもトレンドのビッグシルエットはやりすぎると着られた感じになっちゃうっていうようなタイプです。
こういった人が、タイトなトップスにカーブジーンズやコクーンシルエットジーンズを履いて、トップスの裾をインして着ると、ジーンズが膨らむことでいい感じのメリハリを作ってくれて美しく見えます。
他の体型タイプがカーブジーンズやコクーンシルエットジーンズを着こなすには?
それにしてもカーブジーンズやコクーンシルエットジーンズのレビューを見ると、「ぽっちゃりさんにお勧め」「細みさんに似合う!」「骨格がっちりさんに最適!」などなど、かなり意見が割れてるというか、あまり統一感ないですよね。
というのも、こういう商品って、どういうサイズ感で選んで、どういう着方をするかによって実は幅広く着こなせちゃうんです。
カーブジーンズそのものが持つデザインの特徴とか企画意図そのままの着こなしには成らないんですが、でも自分らしく着こなす方法は色々あります。
例えば、下半身より上半身のボリュームが強い、体型診断V型さんには、カーブジーンズやコクーンシルエットジーンズは似合いづらく感じがちかもしれません。
なぜって、そもそもV型タイプはハイウエストのボトムが苦手。上半身が短く見えることで、肩幅が実際以上に広く逞しく見えてしまう危険があるからです。
また、V型は直線的なシルエットが似合うタイプなので、そこへこれらのジーンズの丸いラインはなじみづらいのです。
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でもこんな感じで、ワンサイズ上げて履いてカーブのシルエットがわからないくらいゆるっとさせ、ウエストを隠してしまえば、人によっては着られないことはありません。
カーブパンツというよりはワイドパンツ、って感じの着こなしになりますが、それでもかわいいものはかわいい。
そして、ウエストがくびれていて肩と腰がパーンと張っているスタイル抜群なX型さんも直線シルエットが似合う人なので、実はカーブのラインが厳しいです。
でもV型とは逆にタイトめなサイズ感で履けば、カーブのラインがそこまで強く出ないんですよね。
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X型タイプはウエストマーク自体は似合うので、このように、ベーシックなデニムって雰囲気で着こなせます。
最後にA型。
上半身より下半身にボリュームがあって、体の丸みが強いA型タイプは、曲線シルエットが得意です。かつ、下半身をすっきり見せるためにハイウエストが最適!
だから、カーブジーンズやコクーンシルエットジーンズは得意・・・・・・かと思いきや、これらのジーンズ、とにかく重量感があるんですよね。なんせ生地がデニムですから。
そうなると、ちょっとA型さんには支えきれなくてもっさりした印象になってしまいがちなんです。
ですから逆に言えば、色や丈を工夫して軽く魅せる着こなしをすれば似合わせられます。
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こんな風にちょっと短め丈にしたり、ウォッシュドのカラーを選んだり。
あとはデニムじゃなく、ジャージのタイプを選べば似合いますね。
そんなわけで、カーブジーンズをカーブジーンズとして(コクーンシルエットジーンズも同じく)企画意図そのままに着こなせる・・・となると、華奢なI型のみ、という結論にはなるのですが、でも結構色んな人が買って愛用しているのには、上記のように着こなし次第で似合わせられるからなんです。
こういう風に着こなしの自由度があるところが、ユニクロ・GUらしい商品だな、と感じますね。
オンラインサロン「服装心理lab.」では、このような特定のアイテムの着こなし方はもちろん、好きな服と似合う服の両立方法など、日々のおしゃれで疑問に思ったことをすぐにスタイリスト陣に質問できます❗
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