こんばんは!
パーソナルスタイリスト・服装心理カウンセラーの久野梨沙(@RisaHisano)です。
ファッションで人の心を知り、動かす「服装心理学®」を活用した個人向けスタイリングやスタイリスト育成、講演活動などを行っています。
あなたのおしゃれのやる気が湧かないのは「ドリームキラー」のせいかも?
ドリームキラーって言葉、知っていますか? 夢を持っている人に対して否定するようなことを言ったり、足を引っ張るような人のことをこう呼びます。
ファッションや美容といった外見にまつわる分野でも、実はこういったドリームキラー的な人は非常に多くいます。
こうした人に関わると、せっかくファッションへの関心を持ってもそのやる気が折られてしまったり、オシャレに気を使うことがおかしいことだと思い込まされてしまう人さえいます。
あなたの周りにもいるかもしれない、外見版ドリームキラー。私がカウンセリングした中で聞いた事例をまとめると、以下の三つのタイプに大別できそうです。
あなたが変わるのが憎い…変化阻止タイプ
新しい雰囲気の洋服やメイクにチャレンジした時に「前の方が良かった」と言ってみたり、ダイエットを始める!と宣言したら「えー、痩せる必要なんてないよ!今のままの○○さんの方がいいよ!」と妙に引き止めてきたり。
あなたが色々な努力をして外見を自分が思うように変化させようとするのをなぜか引き止めてくるのが、この「変化阻止タイプ」です。
このタイプの人たちは、本当に前の方が良かったと思っているのではなく、あなたが自分を置いて成長していってしまうのが嫌なだけ。
だから、新しく始めようとすること、全てを引き止めにかかってきます。
こっちは真剣に相談しているのに…はぐらかしタイプ
「この髪型、どこかおかしくないかな?」とか、「最近何を着ていいか全然わかんないんだよね・・・」などなど、外見に関しての悩みを真面目に打ち明けているのに、
「全然大丈夫だよ〜!」とか、「そんなことに悩むなんて、ちょっと細かすぎるよ」などと言って、真剣に取り合ってくれず、はぐらかすタイプ。
外見のことに限らず悩み事相談をするとはぐらかす人というのは一定の割合で存在するものですが、彼らは悩み相談にのるエネルギーを使うのが嫌なんです。
実は自分も似たようなことで悩んでいるからこそ、そこから目をそらしたくてはぐらかすというケースもあります。
また、意外なことに、スタイリストやアパレル販売員、美容師などのプロからこのようなはぐらかしを受けたというお客様も結構いらっしゃいます。
本来お客様の外見の悩み相談に乗るべきプロがこうした態度をとるときは、大抵その悩みをプロとして解決する自信がないのが理由です。
でも、お客様にとっては家族や友達以上にはぐらかされる以上に、プロにはぐらかされた時のほうが傷ついてしまうものなんですよね・・・。
頼んでないのに口出し!うるさい批評家タイプ
いちいち人の服装に対して、「そんなの似合わないよ」とか「もっとこういうのを着ればいいのに」などなど、頼んでもいないのに批評やアドバイスをしてくるのがこのタイプです。
変化阻止タイプと同様に、あなたに変わってほしくないという理由の場合もありますし自分の存在感を知らしめたいという理由の場合もあります。
また、本人が極端なマイナス思考だったり保守的な考え方の持ち主だった場合にも、この批評家タイプになりがちです。
マイナス思考&保守的な人は、人が変わるときに起こりうるリスクばかり思い浮かんでしまうので、ついつい口出ししてしまいます。本人としてはよかれと思っていっているのですが、そのアドバイスをすべて真に受けていると新しいことが何もできなくなってしまいます。
「普通そんな格好しないよ?」とか「皆おかしいと思ってるよ!」のように、「普通」「常識」といったワードをよく使うので、あまりに何回もそれを言われていると、「本当に自分の方がおかしいんじゃないか・・・」と思わされてしまいます。
新しい挑戦を思い切ってしたいときには、距離を取っておきたい存在です。
おしゃれに挑戦するときには、似合う服の診断より、ドリームキラーから離れることの方が先決
どうですか?周囲にこんなタイプ、いそうでしょうか?
仮にここまでのドリームキラーはいなかったとしても、おしゃれに興味が無い人しか周りにいないと、ちょっとした相談もしづらいですし、自分がせっかくおしゃれをしてもそれを一緒に喜べる人がいなくてつまらなかったり、ということはあるでしょう。
フォースタイルで提供しているパーソナルスタイリングやセルフコーディネートレッスンを受けた感想として、意外に多いのは、
「ファッションのことを思う存分話せて楽しかった!」
という声。
特にセルフコーディネートレッスンでは、「講師に服のダメ出しをされるかも・・・」と初めは恐る恐るな方もいらっしゃいますが、そんなこと全くありません。
むしろ、ほんのわずかな工夫や変化にも気づいて、盛大に褒めます!褒められなれていない人は真っ赤になるくらい(笑)、褒めまくります!!
私たちにとっては、服が似合っている・似合っていない以前に、おしゃれを楽しもうとする気持ちを感じられただけで嬉しいんですよね。それって、「おしゃれが大好き!」っていう同志が増えることですから。だから、少しずつでも変わってくれることが本当に嬉しい。
そんな「褒めビーム」を浴びていると、受講生同士でも褒めあいが始まります。
そりゃあもうきゃっきゃうふふで楽しいですよ(安心して下さい、男性も絶対こうなります)!
そういうハッピームードに溢れているからこそ、次第に奥深い外見の悩みも語れるようになったり、泣き出してしまったりする人もいます。
でも、ここで全部吐き出して、すっきりして帰って頂けているんだと思います。
おしゃれになるためには、コーディネート理論を学んだり似合う服の診断を受けることも大切ですが、おしゃれをするための心持ちを整える方がずっと大事。
だから、フォースタイルではそういう「場」を整えることに心血注いでいます!
ドリームキラーがいない環境で、自分らしいおしゃれの確立に向けて、思う存分試行錯誤してみませんか?
「自分の親がドリームキラーだった」っていうケースも結構多いんですよね・・・。もしかして?と思ったらこちらを読んでみてください。
→「毒親育ち」はおしゃれが苦手に!その理由とその解決策とは?
「私の親、ドリームキラーだわ、間違いない」と気づいたら、次はこちらを。
→「毒親」からかけられたおしゃれの呪いが解けた事例とそのきっかけ
実際に、講師としても活躍する生徒さんの声はこちら
→お買い物同行だけじゃない!幅広い仕事で活躍するパーソナルスタイリスト
おしゃれの価値観がずれていることが、周りと話が合わない理由のことも。あなたの価値観は?
→あなたは自分軸?他人軸?満足いくおしゃれのために知っておきたい、自分の自信の源
そもそも今から学んでおしゃれになれるの?という質問への回答はこちら
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