▲暑いですねー。ビールが美味い!
こんばんは!
パーソナルスタイリスト・服装心理カウンセラーの久野梨沙(@RisaHisano)です。
ファッションで人の心を知り、動かす「服装心理学®」を活用した個人向けスタイリングやスタイリスト育成、講演活動などを行っています。
不得意だからこそ伝えられることがある
先日、以下のようなツイートをしました。
これ、起業した12年前にいろんな経営者から言われた。今ならよく理解できる。
サービスを受ける時、「上手い人より共感できる人を」っていうニーズは強くあるよね。
ぜんぶひっくるめての「等しさ」について|あかしゆか @akyska|note(ノート) https://t.co/lb3zHowMcN
— 久野梨沙@書籍「最高にしっくり似合う服選び」発売中 (@RisaHisano) August 3, 2018
うちのパーソナルスタイリストスクールは、アパレル未経験の人をスタイリストとして育てるのに特化しているんですが、未経験の人が入学に躊躇する理由は、だいたい
「自分みたいな大してセンスのない人間に、この仕事が出来るんだろうか」
みたいなこと。
でも上のツイートの通りで、実際には、「おしゃれが苦手だ」「ファッションセンスがないことにコンプレックスを感じていた」ってことこそが売り物になったりするのですよ。
かつて自分もできなかったから、同じような悩みを持った人に上手に教えられるんです。
お客様としても、「すごく優れている人よりも、共感できる人にサービスをしてもらいたい」って思っている人は多い。
プロとしては問題ないくらいのレベルであれば、スキルがものすごく優れているかどうかよりも、お互いに共感できるかが大事、って思う人が圧倒的多数です。
それに、そもそもパーソナルスタイリングっておしゃれが苦手な人が使うサービスです(基本的には)から、そんな人から見て、そのスタイリストがどれくらいのスキルを持っているかなんて判定できません。
じゃあどこでスタイリストを選ぶか、っていったら、「この人は信頼できる人なのかな」ってところ。そして、その信頼感の土台として、「共感」はとても強力です。
だから、起業では「優劣」より「違い」を意識しよう
だから、自分のビジネスを立ち上げるときは、「自分の優れているところ」をアピールするのはあまり意味がなかったりします。
それより、「自分が周りの人と違うところ」をアピールする方がいい。
パーソナルスタイリストになるなら、「アパレル業界出身」「ファッションセンスがある!」っていうのはアピールポイントにならないです。なぜなら、そんな人ごろごろいるから。
それより、
「すごい世話好きで、困っている人を見ると放っておけない度合いが過ぎる」
とか
「とにかく一つの仕事を続けられなくて、たくさんの業界を見てきた」
みたいに、プラスなことではなく一見マイナスに感じられるような所でもいいから、ちょっと周囲の人とは違うかな、といったところに着目してアピールしていくとよいです。
必ずその「違い」を求めて、もしくは共感して、「あなたにお願いしたい!」という人が来てくれます。
例えば、うちのスクールを先日卒業した遊馬りえさん。
最近Twitter開設してすごいおもしろいんです。
▲この「体感覚」の話はFPSS「開業講座」で服装心理学の授業を受けるとわかるように。授業のワークでは彼女の体感覚の強さが見つかりました
彼女との出会いのときから、一目見てもう気付いていました。発達障害かな、って。
しかしご本人は全く気づいてなかったらしく、卒業の時に
「私、実は発達障害ってわかって・・・スタイリストとしてやっていけるでしょうか・・・」
って重大な秘密を打ち明けるようにして話してくれたので、
「え、そうじゃないかなと思ってたよ・・・って、最近気づいたの?!」
と驚きまして。
ご本人としては、「発達障害だとわかってしまったら引かれるかも」と思っていたようなんですが、まぁ隠せませんよね、普通に(笑)
私だけではなく、同期の仲間もなんとなくわかっていたようで、彼女にいろいろアドバイスをしてくれていたようでした。
彼女は緊張した面持ちから一転、「なんだ、バレバレだったんだー!」と心底ほっとした顔をしていて。
そんなスクール生活を通じて、最終的には「自分をさらけ出しても大丈夫かも」「本当にやりたいことに突き進んでも大丈夫かも」って思えるようになったようで、吹っ切れたら面白いかもなぁ、と楽しみにしておりましたら。
開設した彼女のTwitterを見たら、これですよ。「エッセイ漫画家」!!
あんなに勉強してきたのにスタイリストどころか、ファッションの「フ」の字もない!!!
もう、大爆笑でした。こういうとこ、彼女らしくて本当にいいです。
まぁ、うちを卒業したからってスタイリストになる必要はない、って私もよく話してましたしね。それよりも、スクールに入ったことで自分と他人の違いを知って、それを隠さずに思い切り出していこう、と思えたことが素晴らしいと思います。
すごく楽しそうだし、自信があるように見えるし、何より発信している内容も面白い!
これでいいんだよなぁ、ってつくづく感じました。
自分の「違い」は良質な比較の場がないと見つからない
結局、人は一人でいても自分の「違い」には気づけません。
だれかと比べることではじめて自分らしさや違いに気づけます。
でも比較の場を見つけるのが意外に難しいのです。とかく「比較」っていうと、優劣をつけることになってしまいがちじゃないですか。
そうじゃなくて、単純に「違うね」「面白いね」「それもあれも全部いいね」って言い合える環境が必要で、うちのスクールがその役割を果たせるようになっているんだと思います。
もしあなたが自分の違いに気づいていないようなら、単に知識を身につけるスクールではなく、自分自身の発見までできるスクールを選ぶと、起業までスムーズに運ぶはずです。
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