楽しかったお盆休みも終わり、皆様社会復帰できてますかー?
私、パーソナルスタイリストrisaは、今年は実は今週から夏休み。
でも毎年、お盆明けからお買い物同行のご依頼が急増するんです。(今年はご予約調整させて頂きました・・・ありがとうございます!)
それもそのはず、お盆が明けてすっかり仕事が始まると、なんとなくお盆前に毎日着ていた夏服に違和感をおぼえてしまうんですよね・・・。
なんというか、飽きた、というか、気分を変えたい、というか。
そんなときにお薦めなのが、今年の秋冬の流行色を取り入れてみること。
まだまだ暑い時期ですから、無理して長袖を着る必要はないんです。でも1点だけ秋を感じる色を入れるだけで、お盆前から着ているはずの夏服がぐっと新鮮味を増して見えてきます。
このテクニックを知っていると、最小限の買い足しで最大限のイメージチェンジができますよ!
2015年の秋冬流行色ってどんなカラー?メンズ・レディースに共通する色はこれだ!
それでは早速、今年の秋冬のトレンドカラーをチェックしてみましょう!
男性・女性ともに使える流行色を解説していきますね。
2015年秋冬流行色その1:レトロカラー
ちょっと懐かしさを感じるような色たちが今年の一番の注目。
具体的には、深く、少し濁ったような色です。
古着屋さんに並んでいるような色。暖かみがある色。
この色は、実は70年代に流行った色の雰囲気に非常に近いものです。
民族衣装によく使われているような色でもあります。だから今年は「フォークロア」と呼ばれる民族衣装の雰囲気を取り入れたファッションが流行するとも言われています。
70年代は、反戦運動がさかんだった時期でもあります。
反戦が謳われると、こうした深いくすんだ暖かみのある色が流行すると言われています。
ナチュラルな色なので、戦争に向かわず、自然回帰しようという気持ちが込められているんですね。
特に今の日本の情勢を考えると、このレトロカラーは特にぴったりな気がしてしまいます。
2015年秋冬流行色その2:ユーティリティーカラー
「ユーティリティー」って言葉、ファッションではちょっと耳慣れないかもしれないですね。直訳すれば「実用的な」という意味のこの言葉。ファッションではミリタリーファッションやスポーツウエア、アウトドアファッションなど、機能性の高い服装のことを指します。
今年の秋冬は、こういった機能的なファッションのデザインを取り入れたものが流行しそうです。
そうなると、まず欠かせない色となるのがカーキ、ネイビー、ベージュ。どれもミリタリーやスポーツウェアによく登場する色です。
そこに、鮮やかな原色を加えて差し色にするのが今年らしい組み合わせ方。
ベーシックな色に差し色を加える、というコーディネートなので取り入れやすく感じる人が多いかも。
2015年秋冬流行色その3:ヴィクトリアンカラー
最後は、英国のヴィクトリア王朝時代のスタイルを彷彿とさせるような流行色。
この時代は、夫が亡くなったあと長い間喪に服した女王の影響で、黒を中心とした暗く重厚感のある色が好まれた時代でもありました。
ということで・・・
こんな感じの、暗く、落ち着いた、フォーマル感のある色が流行となりそうです。仮にカジュアルな服でも、こんな色だけを使えばかなりきちんとした印象になります。もちろん、秋っぽさも抜群。
女性のファッションの場合には、この重みのある色に、落ち着いたパステルカラーを組み合わせたりもします。
さて、次回からは、この色を取り入れた夏から秋にかけての「橋渡しファッション」の作り方をお伝えします。お楽しみに!