20代から30代になるとき、そして30代から40代になるとき。
特に女性は、今まで着ていた洋服が似合わなくなったように感じたり、
しっくりこなくなったりということが多いようです。
そんなとき、皆さん
「年齢を重ねて似合うものが少なくなってきた!」と嘆くのですが
実際には、加齢によって似合うものが少なくなるということはほとんどありません。
年齢を重ねるごとに似合わないものに気づきやすくなる
という表現の方がぴったりかな、と思います。
もし元々似合う服を着ていたのであれば、年齢を重ねたとしても
手持ちの服が全て似合わなくなった感覚に陥ることはないはずです。
あるときふと、「なんだか手持ちの服がしっくりこない」と感じたなら
その服は元々あまり似合っていなかった可能性が高いのです。
さて、先日いらっしゃったお客様も、
「40代になって、何が似合うのかますますわからなくなってきた」
「似合う服がわからないから、どの服を捨てれば良いか分からず
クローゼットが片付かない」
そんなお悩みをお持ちでした。
内面分析と外見診断を行って、
手持ちの服がしっくりこなくなった原因を調べていましたが
「色」の問題がかなり大きな影響を与えていることが発覚!
お客様から許可をいただいて、
似合う色・似合わない色をそれぞれ顔の近くに並べた画像を撮影させて頂きました。
右側の濃く深い色の方が、顔色がよく見え、輪郭もすっきりして
生き生きとした印象になっていますよね。
それに対して、左側のパステルカラー・グレイッシュなカラーでは
お顔が寂しい印象に見えます。
実際に、このお客様は
「自分には濃い色が似合う」という認識は以前からおありだったようで
お手持ちの服は濃い色ばかり。
ではなぜ似合っていなかったのか?というと
しっくりこない服は、青みが強い色だったのです。
服の色と自分の色素の相性を考えるときには、
濃い色が似合うか ⇔ 薄い色が似合うか
という判断基準に加えて、もう一つ
黄みが強い色が似合うか ⇔ 青みが強い色が似合うか
という判断基準があります。
多くの方は、色の濃い/薄いは意識しても、
黄み/青み はあまり意識していないことが多いようです。
このお客様の場合にも、濃い色を意識して買っても
なぜか当たり外れが大きくなってしまっていたのは
青みが強い色も区別せず、選んでしまっていたからでした。
▲ちなみにこちら、濃くて黄みが強い色。
▲そしてこちらが、濃くて青みが強い色のグループ。
(一部薄い色も入っていますが、濃い色だけを比較して見て下さいね)
このお客様の場合には、それ以外にも
体型と洋服の形との相性を見直したり、
性格分析の結果、服を捨てられなくなってしまう性格傾向が見られたので
その克服方法などもアドバイスさせて頂きましたが、
やっぱり似合う色がクリアになったことが
服選びに大きくプラスになったようでした。
似合う服を見つけて揃えるためには
様々なアプローチが考えられますが、
まずどれに取り組むかによって、効率が大きく変わってきます。
もちろん「すべて改善する!」っていうのがベストなんですが
私は、いつも「最も効果が良く出るポイントは何か」という
ツボを見つけて、そこをグっと押したいな、と思っています。
やっぱり人間、効果が出ればモチベーションが上がりますから。
あまり完璧主義にならず、まずはできるところから改善することで
おしゃれを楽しんでもらいたいな、と思うのです。
そんなわけで。
服がしっくりこなくなったのは、色が大きく影響していそう・・・と
思い当たるフシがあるあなた!
まずはお手持ちの服を
濃い⇔薄い、青み⇔黄み
に分類して、傾向を調べてみて下さいね。
最近、手持ちの服が似合わなくなった気がする・・・
そんなお悩みをお持ちのあなたへ
漠然としたその疑問、早めに原因をつきとめれば、
あなたの印象もUPし、これからのおしゃれをもっと楽しむことができます。
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似合う色だけでなく、体型やお顔立ちまで細かく分析するファッション診断と、
服選びの方法や買い物の仕方に大きく影響する内面診断を行い
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だから、
「ここを改善するだけでよかったんだ・・・
新しい洋服を買う前に相談してよかった!」
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