★告知:明日1月8日(木)TOKYO-FM「LOVE CONNECTION」に出演します!★
ある「色」について解説します。出演はお昼12:10ごろから。
いつもはスタジオに伺うのですが、
今回はお客様のご予約とバッティングしてしまったため収録で。
ラジオ収録は、使う尺と収録時間がほぼ変わらない(つまりほぼ全部使える!)
ようにするのがモットー。
今回も10分の尺に対して、収録時間は15分!
今年はもっとタイム縮めるぞー(違)。
聴取可能エリアの方はぜひお聴き下さい!!
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昨年末は、パーソナルスタイリングの駆け込みご依頼が
いつも以上に多くありました。
年末年始に向けて洋服の整理をしている中で
いろいろな悩みが出てきて、
プロのスタイリストに一度相談しようと思った・・・
そんなきっかけでのご依頼が多かったようです。
洋服の整理や収納が苦手な方が口を揃えていうのが
「もったいなくて服が捨てられないんです」
ということ。
クローゼットから溢れても、服が捨てられない?!
確かに今は、とても丈夫な服が多いので
破れてしまうようなことも少ないですし、
捨てるタイミングがわからないという
気持ちもわかります。
でも捨てなければ、新しい洋服を収納する場所がありません。
じゃあどうしましょうか?
「1年間で1回も着なかった服は、
きっともう着ないから捨てた方がいいよ」
「スーツでも、5年も経てば流行が変わっているものだから
捨てた方がいいんじゃない?」
どれも正論。
でも、捨てられない人はそんなことはわかっているんです。
これは理屈ではなく、心理の問題なのです。
服が捨てられない人の性格の共通点
フォースタイルでは、スタイリングを受ける方に
服装心理学®による性格診断テストを受けて頂いています。
そのデータも1万件ほどになりました。
それを分析してみると、「捨てられない」という悩みを抱える人が
「優しさ」を表す点がとても高いことがわかってきました。
優しい人、母性の高い人ほど、服が捨てられない。
母性が強い人なら、片付けや収納は得意そうなのに・・・なぜだろう?
その根本的な理由は、脳の仕組みにありました。
「もったいない」の感情が、あなたの片付けの邪魔をする
脳の研究で有名な東京大学の池谷裕二教授は
著書「脳には妙なクセがある」の中で、
「もったいない」という感情は、物に向けられた「同情」だ
と書いています。
人の脳には、誰かが痛みを受けているところを見ると活動する
「同情回路」というものがあるそうなのですが、
それは、物が壊されているところを見た時にも活動する、
という研究結果があるそうなのです。
人がつま先をぶつけたところを見ると
こちらにまで痛みが走るような感覚。
iPhoneが手から滑り落ちて
画面が割れるのを見た時の感覚。
(これは私が個人的に一番嫌なシーンかも・・・笑)
そのどちらも「同情」の回路が動いているのなら、
優しい人ほど「もったいない」という気持ちが強いことには
非常に納得がいきます。
感情を物にではなく、自分に取り戻すことが片付けのコツ!
でも、服に思い入れを持ちすぎて
「服がかわいそう=もったいない!」と思うあまり、
クローゼットがあふれかえり、新しい服も変えずに悶々とする・・・
これって、
一番かわいそうなのはあなた自身に
なってしまっていませんか?
「もったいない」という感情は
物を大切にするとても美しい感情ですが
それにとらわれすぎるのは、
生活の主体が
自分ではなく、物に奪われてしまっている
ということです。
フォースタイルの性格診断で「優しさ」が高得点を示す人は
ただでさえ、人の面倒を見てばかりで
生活の主体が自分にないことが多いのです。
その上、服にまで振り回されるなんて・・・もうやめませんか?
今まで服が捨てられなかった人も、
この話をすると自分の感情に振り回されていたことに気付き
片付けられるようになる人がほとんどです。
実は大ブームになった「ときめく片付け」も、
この脳の仕組みを知っていたかどうかは別として、
感情を自分に取り戻すことで
捨てられるようにするというやり方なんですよね。
もし、今年の年末年始で
クローゼットの整理が上手く進まなかった人は
服に対して、必要以上の思い入れを
持ってしまっている状態かもしれません。
ぜひ、考えてみて下さいね。
フォースタイルのサイトでは、これ以外にも
「なぜおしゃれを苦手に感じてしまうのか?」
「洋服と自分の心の関係」
など、
服と心理に関する様々なコラムを書いています。
こちらからぜひ読んでみてくださいね。
ファッションの悩みを、あなたの心理からひもといてみませんか?
「捨てられない」という悩みだけでなく
体型が気になっておしゃれが楽しめないとか、
つい衝動買いばかりで同じような服ばかり集まってしまうなどの
おしゃれの悩みは、あなたの性格や心理に原因があることが多いのです。
そんなお悩みは、ファッションテクニックだけ知っても
解決はできません。
逆に、自分の性格や感情のクセを知っていれば
おしゃれだけでなく、
ファッションを使った自己アピールも自在に
できるようになります。
フォースタイルのスタイリングと服装心理アドバイスを受けた方は
「こんなに楽しくおしゃれができるようになるなんて!」
と皆さん驚かれます。
今すぐ、自分の服装心理診断と
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