先日ネットで情報収集していると、
おもしろいブログに出会いました。
私たちがエステサロンに預ける個人情報の価値 | ファッションと法律を考えるFASHIONLAW.JP
ファッションに関連する法律のことについて書かれているブログです。
他の様々な業種と同じように、ファッション分野で起業するにあたっても
法律知識は欠かせないものです。
特に「肖像権」「商標券」「個人情報」あたりはファッションと関係が深いですね。
冒頭ご紹介したブログ記事は、
エステサロンにおける個人情報管理について書かれていますが
読んでいて、もしかするとパーソナルスタイリストの方が
もっとたくさんの「センシティブな情報」をお預かりすることになるのではないかと思いました。
エステサロンと同じく、氏名・住所・電話番号などはもちろん、
スリーサイズや身長体重、体のどこが気になるのかは、
パーソナルスタイリングサービスを提供するためにも、必要な情報です。
さらに、エステの施術の際には必要とならないような
・職業、職種、役職
・住んでいるエリア
・洋服の購入にいくらくらい使えるのか
といった情報も、普段着る洋服をご提案するためには必要な情報です。
それはもう、
「これらの情報があれば、いろいろな営業活動がやりやすくなるだろうな・・・」
というお宝情報ばかり。
だからこそ、その保管には慎重に慎重を期さなければいけません。
フォースタイルでは、起業当初は
セキュリティを考えて、社内PCでしか見られない顧客管理システムで管理をしていました。
しかし、お客様の数がどんどん増え、
よりよいサービスをご提供するために
保管しておきたい情報の種類も細かくなるにつれて、
もっと拡張性が高く、かつWEBベースで外からもアクセスできるシステムが
必要になってきました。
でも、当然のことながら、まだ業界としての歴史が浅い
パーソナルスタイリスト向けの顧客システムの既成ソフトなどはありません。
美容院向けの顧客管理ソフトはいくつかありましたが
どれもこれも、パーソナルスタイリストにとっては使い勝手が今ひとつ。
そして何より、WEBでアクセスできるようにするには
セキュリティをしっかり確保しておかなければいけません。
ということで、最終的には、専門のエンジニアの方に
1からシステムを構築してもらい、
セキュリティのしっかりしたサーバーをそのシステム専用に契約、
エンジニアにサーバーの監視までお願いすることにしました。
サーバーの素人の私でも、
「どこそこのサーバーのセキュリティが破られた」
「どこそこのサービスにセキュリティホールがあった」
というニュースを次々に目にします。
ハッカーの技術も日進月歩で進んでいて、
永遠に完璧を保てるセキュリティなどありはしないのであれば
やはりそこは専門家に常に監視していてもらうしかないんですよね。
これも、お客様に安心してご利用して頂くための設備投資。
サロン経営にはいろいろな知識が必要になるものですが
こういった経験が、ファッションスクールで生徒さんに教えるときにも役立つと思えば
どんなことにも無駄はない!と嬉しくなります。
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