毎年この時期は、パーソナルスタイリングと新入社員研修で
大忙しのフォースタイルです。
新入社員研修は先週と今週がピーク。
先日は某大手カーディーラー様にて、
男性の新入社員様に身だしなみ研修をご提供しました。
これだけの人数、男性だけが集まると挨拶の声も雄々しく
こちらも気持ちが引き締まります。
私がカリキュラムを組んでいる新入社員研修は、
ワークなどに取り組みながら学んでいただく「参加型」。
ただ聞いているだけより、考えながら聞いた方が頭に入りやすい物ですから
クイズ形式を組み込みながら、カリキュラムに変化をつけています。
新入社員研修で特に意識してお伝えしなければいけないのは、
リクルートスーツで「良し」とされているルールと、
一般的なビジネスルールの違いです。
リクルートスーツの習慣は非常に独特で、
「なんでこうなってしまったんだろう」と首をかしげるルールも多々あります。
一度、ある媒体の企画でリクルートスーツの歴史を調べる機会があり
国会図書館にこもって改めて調べたことがあるのですが
今のリクルートスーツのルールができあがったのって
ここ10年くらいの話なんです。
つまり、新入社員である彼らが会う取引先の
30代〜40代の人には、そのルールは全く通用しないということ。
だからこそ、会社に入ってすぐのうちに、
一般的なビジネスファッションのルールに頭を切り換えておくのは
非常に重要！！
皆さんで、スーツのチェックポイントを
一つ一つ確認しながら。
たくさんの会社に伺いましたが、
4月の段階では、新入社員の皆さんはリクルートスーツをそのまま着て
会社に行っています。
そして、初任給が出てから、もしくは
夏のボーナスをもらってから、スーツを買い足すことが多いようです。
その前のタイミングで、こんな風に研修をさせていただけると
会社側から促さなくても、社員さんが身だしなみを美しく保てるスーツを
ご自分で選べるようになります。
セールストークや仕事上の技能は
身につくまでに修練が必要で、時間が掛かりますが
身だしなみは正しい知識さえ手に入れば
あとは実践するだけです。
何から始めれば良いかわからなくて不安な新入社員の時に
「これはやるだけでプラスになる」ということがあるっていうのは
心強いのではないかなぁ、と自身の経験からも思うのです。
今回お伝えしたことが、皆さんが社会人としての自信を持つ
第一歩になれば、これほどうれしいことはありません！
私もフレッシュな皆さんから活力をいただいて(笑)
今週も引き続き研修週間、がんばります♪
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