本日は、弊社に取材にいらしていただいたり、
ファッションビジネススクールの授業が立て続けに入っていたりと
久々に、一日社内でお仕事です。
こんな暑い日は助かりますが、いらっしゃる方は大変ですよね・・・お疲れ様です。
さて、最近はまたファッションビジネススクールの生徒さんが増えていますが
本日お昼に来てくれたのは、最近入学したばかりの、大学生の女の子。
すごく真面目で、課題を出すと、
指定した数以上の作品を作って持ってきてくれます。
こちらは彼女が作った、スポーツ観戦のシーンを想定したスタイリング。
どんな人が、どんなシーンで着るのか、細かくテーマ設定した上で、
それに合わせてコーディネートをする練習です。
服のコーディネートをシンプルにまとめ、
小物でランクUPさせる狙いだったのですが、
小物の統一感がとれておらず、狙いが伝わってきません。
そしてこちらが、上記のスタイリングをブラッシュアップさせたもの。
小物の色を黒に統一し、クラシカルなテイストのものと、
スポーツテイストのものをミックスして
おもしろみを出しました。
小物をたくさん使うときには、統一感を重視するのもよいのですが
合わせるところ(上記の例で言うとカラー)と
合わせないところ(上記の例で言うとテイスト)とを決めて
メリハリをつけると上級コーデになります。
こちらは、シンプルなオールインワンに
小物で色を挿した着こなしですが、
これだけではまだちょっと物足りないかも・・・
さて、どこに小物を加えればよいか、考えます。
上半身には、襟があったり、ウエストのリボンがあったりするので
大ぶりのネックレスをするのはちょっとうるさくなりそう。
そこで、頭にスカーフを巻くイメージで
スカーフの画像をプラス。
色はバッグと合わせました。
さらに、パーソナルスタイリストを目指すのであれば
ヴィジュアル資料を作るスキルも高めておきたいので、
アイテムの配置のバランスや、構図なども指導します。
こんな感じで、まずは平面上ですいすいスタイリングを組めるようになってから
実際のモデルさんのスタイリングへと移行していきます。
いきなり三次元のモデルさんのスタイリングに挑戦してしまうと、
関係する要素が多すぎて、不得意分野・得意分野の切り分けができません。
徐々に、徐々に。
感覚を理論に落とし込みながら進めていくことが大切です!