こんばんは!
パーソナルスタイリスト・服装心理カウンセラーの久野梨沙(@RisaHisano)です。
ファッションで人の心を知り、動かす「服装心理学®」を活用した個人向けスタイリングやスタイリスト育成、講演活動などを行っています。
さて、私のポリシーとして
「お客様に勧めたい物・サービスはまず自分が体験する」
というものがあります。
先日は、ファッションアイテムのメンテナンス委託先としてお勧めできる革小物のクリーニング店を探していたのですが、良さそうなところが見つかったので自分の財布3点を実際にクリーニングに出してみました。
戻ってきたところ、なかなか良い仕上がりだったので、以下、Before・Afterを比較!
1点目はこちら。赤のシャネルのお財布。
1年使ったところ、やはり角が擦れて色が落ちてきました。
こちらがクリーニング後。
元の色に近い色をつくって上からかけてくれるので全体的に鮮やかな赤に。
角の擦れももちろんわからなくなっています。
色は、厳密に言えば元々の色と全く同じ・・・ではないのですが、赤の場合はそれほど違いが気になりませんでした。
裏側。ポケットの上の部分が擦れ、全体的に色褪せていましたが・・・
2点目。グリーンの財布。
色が薄めなので、全体的に黒ずみが目立ちます。
仕上がりがこちら。汚れを落としたというよりは、上から元の色に近い色を塗った、という質感が強い仕上がりです。
そのため、もともとの革の風合いからは若干変わっています。
革の間のシワに、ペンキが入り込んでいる感じ。
でも、私はこの風合いの変化についてはさほど嫌な印象は受けませんでした。
ぴかーーっと
そして何より驚いたのが、こちらのファスナー。
実は持ち手の縫い目がほつれて取れてしまったのを小銭入れに入れたまま忘れてクリーニングに出していたのですが、何も依頼をしていないのに、縫い直してくれていました。これはうれしい!
さて、最後。
真っ黒のお財布。(すべてシャネルなのはたまたまです)
黒だけに、さほど汚れも目立たず、強いていえば型崩れが気になるくらいだったのですが、どんな仕上がりになるかなーっと興味があり一緒にクリーニングに出してみたのでした。
仕上がりはこちら。
やっぱりあまり変化はありません
ただ、やはりこれも上から黒を塗り直しているので実際に見ると、革の質感はかなり変わっていました。
この黒の革の場合はちょっと仕上がりがマットすぎたかな・・・
開いたところ。こちらはクリーニング後の画像ですが
やはりこういった型崩れは直りませんね。
というわけで、実験の結果・・・
○革がこすれた事による色落ちはかなりの精度で修復できる。全体的な黒ずみもきれいになる。
○特に鮮やかな色は質感の変化もあまり気にならない。
ただし、薄い色は色味が変わるので注意。
また、革の質感が変わると印象がかなり変わってしまう素材は
止めた方が無難。
○そして当たり前ですが、型崩れは直りません。
最後に、今回私がクリーニングを依頼したのは協和クリーニングさん。
全国どこからでも配送でクリーニングを受け付けてくれます。
私は自分の正体を明かさず(って何者?笑)普通の客として利用しましたが、とっても丁寧な対応をしてくださいました。
お勧めです!
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