有事の際、政治家が会見にあたって着用する作業着。
賛否両論あるようですが、
イメージコントロールの一端を担っていることは
確かです。
作業着を着ることによって発しているメッセージはというと
まず、普段のスーツスタイルとは違う服装という時点で
「普段とは異なる状況である=国家の一大事である」
というものが第一に挙げられるでしょう。
次に、作業着という、
汚れてもかまわない服装をしているということから
「汚れる場所、つまり被災地にすぐにでもいける準備がある、
もしくは既に行って、現場もコントロールしている」
というメッセージも発することになります。
また、動きやすい服装をしているので
「フットワーク軽く、あらゆる問題に対処します」
という意思表示も、していることになるでしょう。
これらは、すべて、見る人の期待を煽ります。
国家の一大事に、この人なら現場にも足繁く赴いて
陣頭指揮をとってくれるのだろう・・・・
作業着姿には、そんな風に人々の期待値を上げる効果があるのです。
さて、時間が経つにつれ、
その期待通りの行動を取ることができればいいのですが、
一向に現場に行っている様子が見受けられなかったり、
とても現状を把握しているとは思えない曖昧な説明が続いたり・・・
その「作業着姿」によって生まれた期待には届かない
実際の言動が見え始めると、
人々は大きく落胆し、非難し始めます。
つまり、
「外見とやってることが違うじゃないか!」
という怒りが生まれてしまうのです。
服装というのは、その場や状況に
合っていればいいというものではありません。
それは時に、
「行動宣言」
になります。
そのことをよく知った上で活用すれば
服装には大きな力がありますが、
服装だけとりあえず・・・という気持ちだと
逆効果どころか、大きな反感を生むことに。
各地で絶賛された、消防庁の会見は
作業着姿から期待する「プロ」の仕事ぶりを
堂々と報告できたことが感動をよんだのでしょう。
外見と言動が見事に一致して相乗効果を生んで、
深く人々に伝わったのです。
その会見を見ながら、
有事のときこそ、
イメージコントロールは重要だと改めて感じていました。
いらぬ不信感やパニックを生んで、
国民が一つになる妨げをしないためにも。
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