今までブックレット形式のみでのお渡しだった「着回しコーディネートブック」

CDアルバムサイズの持ち運びしやすい形式でとてもご好評だったのですが
スマートフォンやタブレットの普及に伴って、「デジタル形式で欲しい」というご要望も増えてきました。

そこで、PDF形式でのフォーマットも作成し、どちらでもお選びいただけるような準備が整いましたので
それに伴い、サービスの契約書の関連項目を見直しておりました。

 

 

弊社では、パーソナルスタイリングをお受けいただく前に
契約書を取り交わしています。

 

「スタイリング」に限らず、目に見える「モノ」ではないサービスを販売するにあたっては、
お客様の期待している内容と、実際提供するサービスに
食い違いがあり、トラブルになってしまうことがよくあります。

それを防ぐため、事前にお客様に書面で
サービス内容やそれに付随するご注意事項をお読みいただき
不明点はすべて解決し、ご納得の上で申し込んでいただくことが非常に大切です。

 

・・・かくいう私も、フリーランスで起業当初はこうした契約書を持たず、
口約束だけでサービスを提供していましたが
幸運なことに、それを指摘してくれる先達の方々に恵まれ
トラブルが発生する前に、専門家の指導を受けて、契約書を作成することができました。

おかげで今では、弁護士の方に驚かれるほど、契約書の知識が身につきました。
特有の言い回しにも慣れ、簡単なものなら自分で作成ができます。
(もちろん最後に専門家にチェックしてもらいますが)

 

起業するときには、どうしても商品やサービスの内容の充実ばかりに気を取られがちですが、
実はこういった契約回りの作業や会計処理と言った
事務作業の知識も重要です。

もちろん、専門家に任せるという方法もありますが
ある程度自分に知識がなければ、うまく依頼することすらできません。

 

2月から開校する「ファッション起業スクール」では、
そういった起業にあたっての実務的なお悩みにも、

アドバイスをしていきたいと考えています。

私は起業してから、いろいろなセミナーに参加したり
専門家や起業の先輩方に聞いて回ったりしながら知識を身につけましたが、
そんなとき、身近に相談できる人がいればなー、と、いつも思っていましたので・・・

 

おもしろいもので、契約書が整うと大きな仕事も入ってくるようになりました。

事業内容の回りを固めるために必要なことも
しっかりと伝えていきたいと思っています。